01借りられる額と借りていい額の違い

最近の住宅ローン金利は、異常ともいえる低金利状態が何年も続いています。現在の水準で言えば、変動金利は0.5%台、全期間固定金利は1.0%台です。
10年前は変動金利は1.0%台、全期間固定金利は3.0%台であったことを考えると、かなり借りられるようになりました。金融機関は高めの審査金利で審査しているとは言うものの、現在の変動金利や全期間固定金利の水準で試算すると、明らかにオーバーローンに近い数字が出てきます。ただし、住宅購入者は物件価格の高騰もあり、いくら借りられるかに夢中になっているのが現状です。仮に普通のサラリーマンが、6,000万円台のタワーマンションを購入した場合、住宅ローン返済期間中は住宅ローンの返済に追われ、最終的には退職金で完済せざるを得なくなります。昔のように、年金が充実していた時代なら問題ありませんでしたが、長生きリスクが意識される現在、このような返済方法は非常に危険であると感じています。住宅ローン借入時には、将来の見通しをしっかり立てることが大切です。